1923 年、セシル・B・デミル監督による白黒の映画です。2部構成になっており、1部では、出エジプト記に記されている、モーセがイスラエルの民をエジプトから 連れ出す出来事を描き、神に従う民と神に従わないエジプトを対照的に描きます。その話しが基調となり2部に続きます。2部では、真面目に聖書に従う兄とそ れをあざ笑い不正も気にせず奔放に生きる弟を対照的に描きます。CGなどなかった時の映画ですから、最初に出てくるエジプトのシーンは、本当に巨大な建造 物を造って撮影したそうで、スケールの大きさを思わされます。
詩篇1篇のようなテーマが全体的に描かれているような映画です。